マイクテスト(音量確認・録音して再生)
ボタンを押すとブラウザがマイクの使用許可を求めます。「許可」を選ぶと、入力の音量がメーターで動きます。
マイクテストは、パソコンやスマホのマイクが音を拾っているかを、音量メーターと録音の聞き返しで確かめるツールです。 Web 会議や配信の前に、マイク側の問題か、会議アプリ側の問題かを切り分けるのに使えます。
メーターが動かないときは、使っている OS とブラウザに合わせた設定の場所をその場で表示します。
- 「マイクをテストする」を押す
- ブラウザがマイクの使用許可を求めるので「許可」を選ぶ
- 普段の声で話し、メーターが「適正」の範囲に入るか見る
- マイクが複数あるときは「使うマイク」で切り替え、会議で使うものを選ぶ
- 「5 秒録音して聞き返す」を押して話し、再生して音質を確かめる
- 終わったら「マイクを止める」を押す(ページを閉じても止まります)
マイクを使い始めるのはボタンを押したときです。ページを開いただけで許可を求めたり、音を拾い始めたりはしません。
マイクが音を拾わないときは何を確認すればいい?
マイクが音を拾わないときは、機器、OS、ブラウザ、会議アプリの順に確かめます。音は外側から順にこの 4 つを通るので、手前で止まっていれば奥をいくら設定しても声は届きません。
- 機器: ヘッドセットのミュートスイッチ、USB やプラグの差し込み、Bluetooth の接続先を確かめる
- OS: プライバシー設定でブラウザにマイクの使用を許可し、入力デバイスと入力音量を確かめる
- ブラウザ: このサイトのマイクを「許可」にする。一度「ブロック」を選ぶと、次からは確認されずに拒否される
- 会議アプリ: デスクトップアプリなら OS のプライバシー設定でそのアプリにもマイクを許可し、Zoom や Teams の設定で、ここで使えたのと同じマイクを選ぶ
このページでメーターが動くなら、機器と OS の入力設定、ブラウザの許可は問題ありません。ただし OS のマイクの許可はアプリごとに付くので、分かるのはブラウザが許可されていることまでです。Zoom や Teams をデスクトップアプリで使っているなら、OS のプライバシー設定でそのアプリにもマイクが許可されているかを見てください。そのうえで、アプリの音声設定で別のマイクが選ばれていないか、アプリ内でミュートになっていないかを確認します。
OS の設定はどこにある?
Windows 11 / 10
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」(Windows 10 は「プライバシー」)→「マイク」を開く
- 「マイクへのアクセス」と「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする
- 「設定」→「システム」→「サウンド」→「入力」で使うマイクを選び、入力音量が 0 になっていないか確かめる
Mac(macOS)
- アップルメニュー →「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を開く
- 使っているブラウザ(Safari 以外の Chrome・Edge・Firefox など)をオンにし、ブラウザを再起動する
- 「システム設定」→「サウンド」→「入力」で使うマイクを選び、入力音量のスライダーを確かめる
iPhone / iPad
- Safari: 「設定」→「アプリ」→「Safari」(iOS 17 以前は「設定」→「Safari」)→「マイク」を「確認」か「許可」にする
- Chrome: 「設定」→「アプリ」→「Chrome」(iOS 17 以前は「設定」→「Chrome」)→「マイク」をオンにする
- 通話中や画面収録中はマイクを開けないことがあるので、終えてから試す
Android
- 「設定」→「アプリ」→ 使っているブラウザ(Chrome など)→「権限」→「マイク」を「アプリの使用中のみ許可」にする
- クイック設定(画面上端から下へスワイプ)に「マイクへのアクセス」がある機種では、オンになっているか確かめる
Windows と Mac は、OS の許可を変えたあとにブラウザを再起動しないと反映されないことがあります。設定をオンにしたのにメーターが動かないときは、ブラウザを一度すべて閉じてから開き直してください。
ブラウザの設定はどこにある?
Chrome
- アドレスバー左端のアイコン(サイト情報)を押し、「マイク」を「許可」にしてページを再読み込みする
- 項目が出ないときは、Chrome の「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「マイク」で、このサイトがブロックに入っていないか確かめる
Microsoft Edge
- アドレスバー左端の鍵のアイコンを押し、「このサイトのアクセス許可」で「マイク」を「許可」にしてページを再読み込みする
- Edge の「設定」→「Cookie とサイトのアクセス許可」→「マイク」でも確認できる
Safari
- Mac: メニューの「Safari」→「設定」→「Web サイト」→「マイク」で、このサイトを「許可」にする
- iPhone / iPad: アドレスバー左端のページメニューから「Web サイトの設定」→「マイク」を「許可」にする
Firefox
- アドレスバー左のマイクのアイコン(または鍵のアイコン)を押し、ブロックを解除してページを再読み込みする
音量メーターの dBFS とは?目安はどのくらい?
dBFS は、デジタル音声の最大値を 0 とした音の大きさの単位です。このツールのメーターは、マイクの波形の二乗平均平方根(RMS)を次の式で dBFS に直して表示しています。
dBFS = 20 × log10(RMS)
RMS は波形の振れ幅を 0〜1 で表した値で、1 が録音できる最大の音です。たとえば RMS が 0.05 なら 20 × log10(0.05) で約 -26 dBFS になります。振れ幅が 10 分の 1 になるごとに 20 dB ずつ下がります。
| RMS(振れ幅) | dBFS |
|---|---|
| 1 | 0 |
| 0.5 | -6 |
| 0.1 | -20 |
| 0.01 | -40 |
| 0.001 | -60 |
メーターの判定は次の 4 段階です。メーターの左端は -80 dBFS で、それより小さい音は 0 として描きます。
| 表示 | 範囲 | 意味 |
|---|---|---|
| 無音 | -60 dBFS 未満 | 音を拾っていません。ミュートのスイッチ、選んでいるマイク、OS のマイク設定を確認してください。 |
| 小さすぎ | -60 〜 -40 dBFS | 拾ってはいますが小さめです。マイクに近づくか、OS の入力音量を上げてください。 |
| 適正 | -40 〜 -10 dBFS | 普段の声でこの範囲に入っていれば、Web 会議や通話でそのまま使えます。 |
| 大きすぎ | -10 dBFS 以上 | 音が割れるおそれがあります。マイクから少し離れるか、入力音量を下げてください。 |
静かな部屋で黙っているときは「無音」か「小さすぎ」、話している間だけ「適正」に上がる、という動きが正常です。黙っていても「適正」から下がらない場合は、エアコンやパソコンのファンの音を拾っています。
エラーの表示は何を意味する?
マイクを開けなかったとき、ブラウザは理由を表す名前つきのエラーを返します。このツールはその名前を見て、次の 3 種類のどれかを表示します。
| ブラウザのエラー名 | 表示する案内 |
|---|---|
| NotAllowedError | マイクの使用が許可されていません。ブラウザのサイト設定と、OS のプライバシー設定の両方で許可が要ります。下の手順で許可してから、もう一度「マイクをテストする」を押してください。 |
| NotFoundError / OverconstrainedError | マイクが見つかりません。USB やヘッドセットの接続を確かめ、OS のサウンド設定に入力デバイスが出ているか確認してください。 |
| NotReadableError / AbortError | マイクを開けませんでした。Zoom や Teams など、ほかのアプリがマイクを使っていないか確認し、閉じてからもう一度試してください。 |
「許可されていません」は、ブラウザか OS のどちらかで拒否されている状態です。ブラウザで許可していても、OS 側でブラウザにマイクを使わせていなければ同じ表示になります。両方を確かめてください。
録音して聞き返すと何が分かる?
録音して聞き返すと、メーターでは分からない音質を確かめられます。声がこもっていないか、雑音が混じっていないか、途切れていないかは、相手に聞こえる音を自分の耳で聞かないと分かりません。
- 声がこもる: マイクが口から遠いか、服や髪がマイクに触れている
- 「サー」という雑音が入る: 入力音量を上げすぎている。マイクに近づいて入力音量を下げる
- 声が割れる: メーターが「大きすぎ」に入っている。マイクから少し離れる
- 音が途切れる: Bluetooth の電波が弱いか、パソコンの負荷が高い
録音した音声はブラウザのメモリにだけ置きます。ページを閉じるか、もう一度録音すると消えます。録音の形式はブラウザが決め、Chrome や Edge では WebM、Safari では MP4 になります。
メーターの数値は、会議アプリや騒音計の値と同じ?
同じではありません。メーターは、ブラウザの雑音除去と自動音量調整を通したあとの音量です。Web 会議アプリも同じ処理を通すのが一般的ですが、アプリの設定によっては聞こえ方が変わります。
- dBFS はデジタル音声の中での大きさで、騒音計の dB(音圧レベル)とは別の単位です。部屋の騒音の測定には使えません
- 判定のしきい値は Web 会議で聞き取りやすい音量の目安です。配信や録音で必要な音量は用途ごとに違います
Bluetooth のイヤホンや iPhone でマイクの挙動が変わるのはなぜ?
Bluetooth のイヤホンやヘッドセットは、マイクを使い始めると通話用の方式に切り替わり、音楽を聴くときより音質が下がります。故障ではありません。
iPhone と iPad は、マイクの一覧に内蔵マイクと接続中のマイクしか出ないことがあります。切り替えは接続した機器側で行ってください。
よくある質問
- マイクテストではメーターが動くのに、Zoom や Teams で声が届かないのはなぜですか?
- マイク本体と OS の入力設定は正常です。ただし OS のマイクの許可はアプリごとに付くため、デスクトップ版の Zoom や Teams を使っているなら、OS のプライバシー設定でそのアプリにもマイクが許可されているか確認してください。そのうえで、アプリの音声設定でこのページで使えたのと同じマイクを選び、アプリ内のミュートが外れているかを見ます。
- 「マイクの使用が許可されていません」と出たらどうすればいいですか?
- ブラウザのサイト設定と、OS のプライバシー設定の両方でマイクを許可してください。Windows は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」、Mac は「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」にあります。
- マイクの音量はどのくらいが適正ですか?
- 普段の声で話したときに -40〜-10 dBFS に入っていれば、Web 会議でそのまま使える目安です。-40 dBFS より小さいと相手に聞き取りにくく、-10 dBFS 以上では音が割れやすくなります。
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