QRコード読み取り(画像から)
QRコードの画像をドロップ・貼り付け・選択
スクリーンショットや写真の中の QR コードを読み取ります(端末内で処理)
使い方・仕組み解説
QRコード読み取り(画像から)とは?
画像から QR コードを読み取るツールとは、QR コードが写った画像やスクリーンショットをアップロードすると、その中身(URL・テキスト・Wi-Fi 設定など)を表示する無料ツールです。カメラで QR を撮影する機能は持ちません。既にある画像ファイルやスクリーンショットを読み込んで解析する専用ツールなので、カメラを向けられない「画面の中の QR コード」もパソコンやスマホでそのまま読み取れます。
使い方
- 読み取りたい QR コードが写った画像をドロップ、または枠をクリックして選びます
- スクリーンショットは Ctrl/⌘+V で直接貼り付けても読み取れます
- 読み取れると中身が表示されます。URL はリンク、Wi-Fi は SSID・パスワードに分けて表示され、「内容をコピー」で貼り付けられます
どうやって画像から QR を読み取っているの?
アップロードした画像をブラウザ内の canvas に描画し、そのピクセルデータを QR デコーダー(jsQR)で解析して中身の文字列を取り出しています。
QR コードはどんな構造をしている?
QR コードは、3 隅にある大きな四角「位置検出パターン」、マス目の間隔の基準になる「タイミングパターン」、そして中身のデータと誤り訂正符号を敷き詰めた領域からできています。
かなめは 3 隅の四角です。同じ形が 3 つあるおかげで、読み取る側は QR がどこにあり、どちらが上かを一目で判定できます。傾いた写真や逆さまのスクリーンショットでも読み取れるのはこのためです。逆に、読み取りに失敗する原因の多くもここにあります。位置検出パターンが小さすぎたり、ぼやけて四角として認識できなかったりするケースです。切り抜いて QR を大きくすると成功しやすくなるのは、位置検出パターンがはっきり見えるようになるからです。
読み取った QR コードの中身はどんな種類に分けて表示される?
本ツールは取り出した文字列の先頭パターンから種別を自動判定し、次のように見やすく整形します。
https://やhttp://で始まる場合は URL と判定し、クリックできるリンクとして表示しますWIFI:で始まる場合は Wi-Fi 設定と判定し、SSID・パスワード・暗号方式に分けて表示します。たとえばWIFI:T:WPA;S:MyNet;P:secret;;という QR は、SSID「MyNet」・暗号方式「WPA」・パスワード「secret」に分解されますmailto:で始まる場合はメールアドレス、tel:で始まる場合は電話番号として表示します- 上記のいずれにも当てはまらない場合は、一般テキストとしてそのまま表示します。名刺情報(vCard)などの規格化された QR も、この場合は整形されず文字列そのままの表示になります
QR コードの誤り訂正レベルとは?
誤り訂正レベルは汚れや破損があっても元のデータを復元できる能力を表します。QR コード規格(JIS X 0510 / ISO/IEC 18004)では L・M・Q・H の 4 段階が定められています。復元できるデータ量の目安はレベル L で約 7%、M で約 15%、Q で約 25%、H で約 30% です。
レベルが高いほど汚損に強い一方、同じ情報量でも QR のパターンが細かくなりやすく、小さく印刷されたり画質が粗かったりすると逆に読み取りにくくなることがあります。読み取れない QR に出会ったら、誤り訂正レベルの問題よりもまず「画像が小さすぎないか」「ピントが合っているか」を疑うのが近道です。なお本ツールは中身の文字列を取り出すことに専念しており、読み取った QR がどの誤り訂正レベルで作られたものかまでは判定・表示しません。
QR コードにはどれくらいの情報を入れられる?
最大で数字だけなら 7,089 文字、漢字なら 1,817 文字です(いちばん大きいバージョン 40・誤り訂正レベル L の場合)。ふだん目にする URL は数十文字程度。名刺サイズの小さな QR でも十分に収まります。
容量は「バージョン」と「誤り訂正レベル」の 2 つで決まります。バージョンはマス目の細かさで、1(21×21 マス)から 40(177×177 マス)まであり、大きいほど多くの情報が入ります。一方、誤り訂正を強くするほど復元用の符号に領域を取られ、本体のデータに使える容量は減ります。次の表はバージョン 40 での最大容量です(出典: ISO/IEC 18004)。
| 誤り訂正レベル | 復元できる汚損の目安 | 数字のみ | 漢字・かな |
|---|---|---|---|
| L | 約7% | 7,089文字 | 1,817文字 |
| M | 約15% | 5,596文字 | 1,435文字 |
| Q | 約25% | 3,993文字 | 1,024文字 |
| H | 約30% | 3,057文字 | 784文字 |
詰め込む情報が多いほど、マス目は細かくなります。細かい QR は、印刷が小さいときや画像が粗いときに読み取りにくくなります。長い文章を QR にするより、短い URL を入れてリンク先で見せるほうが実用的なのはこのためです。
QR コードの中身をリンクを開く前に確認する意味は?
フィッシングサイトや詐欺サイトへの誤アクセスを、開く前に防げます。スマートフォンの標準カメラで QR を読み取ると、多くの場合そのままブラウザでリンク先を開く導線になっており、URL の文字列を目にしないままアクセスしてしまいがちです。本ツールは読み取った URL を「開く前に文字列として表示」するため、リンク先のドメインを自分の目で確認してからアクセスするかどうかを判断できます。開いてしまってからでは手遅れになりえます。
QR コードを使った詐欺(クイッシング)にはどんな手口がある?
QR コードを悪用したフィッシング詐欺は「クイッシング(Quishing)」と呼ばれ、駐車場の精算機や飲食店のメニュー、ポスターなど正規の QR コードの上に偽の QR コードシールを貼り付けて誘導する手口が代表的です。読み取ると本物そっくりの偽サイトに誘導され、ログイン情報やクレジットカード番号の入力を求められます。
見分ける手がかりはドメイン名です。短縮 URL サービスは元のドメインを隠してしまうため送信元が確認しづらく、また正規のドメインに似せた紛らわしい綴り(例: 数字の 0 とアルファベットの O、l と 1 の置き換えなど)を使った偽ドメインも存在します。シールが不自然に貼られていないか、URL のドメイン部分(https:// の直後から最初の / まで)が本来アクセスしたいサービスと一致しているかを、開く前にこのツールで確認する習慣が有効です。
なお、https:// で始まっていること、つまり通信が暗号化されていることだけでは安全性は保証されません。フィッシングサイトの多くも暗号化に対応しており、暗号化の有無とサイトの実在性・信頼性はまったく別の問題です。少しでも見慣れないドメインだと感じたら、アクセスせずに正規のサイトを検索し直すほうが安全です。
QR コードを読み取れないときはどうすればいい?
まずは QR の部分だけをはっきり大きく写した画像か、その範囲を切り抜いた画像で試してください。読み取りに失敗する主な原因は、QR がぼやけている・小さすぎる・傾きが大きい・画像の一部しか写っていない、のいずれかで、どれも撮り直しか切り抜きで解消します(切り抜きは画像切り抜き(トリミング)でできます)。1 枚の画像から読み取れる QR コードは 1 つのため、複数の QR が写っている画像では、読み取りたい QR だけが写るように切り抜いてください。
QR コード作成ツールとの使い分けは?
「QR コードの中身を確認したい」なら本ツール、「URL やテキストから新しく QR コードを作りたい」ならQRコード作成が向いています。作成ツールでは誤り訂正レベルを選んで PNG・SVG でダウンロードできます。
QRコードが読み取れない・複数ある画像はどうなる?
- ぼやけている・小さすぎる・傾きが大きいといった QR は読み取れないことがあります。読み取りたい部分をはっきり大きく写した画像でお試しください
- 1 枚の画像から読み取るのは 1 つの QR コードです
読み取った内容を信頼していい?
読み取った URL やテキストの内容は保証されません。特にリンク先が不審な場合はアクセスせず、ドメイン名をよく確認してください。
よくある質問
- スクリーンショットの中の QR コードを読み取れますか?
- 読み取れます。スクリーンショットの画像をアップロードするか、Ctrl/⌘+V で貼り付けると、画面内の QR コードの中身を表示します。カメラで撮影する必要はありません。
- パソコンで QR コードを読み取れますか?
- 読み取れます。カメラのない PC でも、QR が写った画像ファイルやスクリーンショットを読み込めば中身を確認できます。ブラウザだけで動作しアプリのインストールは不要です。
- QR コードを読み取れないときはどうすればいいですか?
- QR がぼやけている・小さい・傾いていると失敗しやすくなります。QR の部分をはっきり大きく写した画像にするか、その範囲だけを切り抜いてお試しください。
関連ツール
画像
QRコード作成
URLやテキストからQRコードを無料で作成。誤り訂正レベル(L/M/Q/H)・サイズ・色を指定してPNG/SVGでダウンロードできます。作成はすべてブラウザ内で完結し、入力内容がサーバーに送信されることはありません。登録不要・商用利用可。
画像
バーコード作成
JAN-13(EAN-13)・EAN-8・Code128のバーコードを無料で作成。チェックデジットは自動計算します。英数字の管理番号にも対応し、PNG・SVGとA4ラベル用紙の面付けPDFで保存できます。
画像
画像切り抜き(トリミング)
画像を読み込み、ドラッグで矩形範囲を選択して切り抜きできる無料ツールです。アスペクト比固定(1:1, 4:3, 16:9, 3:2)と自由選択に対応し、JPEG/PNGで保存できます。
ファイル処理
書類スキャンPDF化(台形補正)
斜めから撮った書類写真の歪みを台形補正して、スキャン風のPDF・JPEGにできる無料ツール。四隅をドラッグするだけで、白黒・グレースケール・カラーの仕上げを選べます。