ハコツールズ

運営者情報

サイトについて

ハコツールズ (HakoTools) は、「登録不要・完全無料・ブラウザ内で完結」をコンセプトにした Web ツール集です。日常のちょっとした計算やファイル処理を、安心してすぐに使えるツールとして提供しています。

扱う範囲は、年収から手取りを求める給与計算、ふるさと納税の控除上限や iDeCo の節税額といった税・社会保険の試算、画像のリサイズや PDF への変換といったファイル処理、割り勘やあみだくじのような日常の小道具までです。どれも「調べれば自分でも計算できるが、毎回やるのは面倒」という種類の作業で、そこを数秒で片づけることを目的にしています。

サイト名の「ハコ」は日本語の「箱」に由来し、必要な道具がひとつの箱に揃っているイメージです。公式ドメインはhakotools.com です。

運営方針

  • 入力データはブラウザ内でのみ処理し、サーバーに送信しません。年収や口座の残高、身分証の写真といった他人に見せたくないデータでも、そのまま入力して構いません
  • すべてのツールを登録不要・無料で提供します。メールアドレスの入力も、アカウント作成も、有料プランへの誘導もありません
  • 広告はツールの操作を妨げない位置にのみ配置します。入力欄とボタンの間に広告を挟んだり、結果を見るためにボタンを押させたりはしません
  • 計算の根拠を解説に書きます。何の数値をどう使って結果を出しているかを、出典とあわせて各ツールのページに記載しています

ブラウザ内で完結するとはどういうことか

「サーバーに送信しません」という言葉は多くのサイトが書きますが、当サイトの場合は「送信しない運用にしている」のではなく、送信する経路そのものが存在しないという意味です。

各ツールの処理は、ページを開いたときに読み込まれるプログラムの中で完結します。入力した数値やファイルが端末の外に出る工程はなく、ページを閉じれば入力内容は破棄されます。実際にご自身で確認したい場合は、ブラウザの開発者ツールでネットワークタブを開いたままツールを操作してみてください。ツールの処理に伴う送信リクエストが発生しないことを目で見て確かめられます。

なお、この設計はサイト自体が広告配信やアクセス解析のために外部と通信することまで否定するものではありません。それらが何を収集するかはプライバシーポリシーに分けて記載しています。

運営者

ハコツールズ運営者(個人)です。業務で Web アプリケーションの開発に携わっており、フロントエンド開発を専門としています。当サイトも設計から実装・運用まで個人で行っています。

普段の開発で「ちょっとした計算やファイル変換のために、正体のわからないサイトへ機密ファイルをアップロードしたくない」と感じることが何度もありました。ブラウザだけで完結する実装なら、その不安をなくしたうえで無料で提供できます。それが当サイトを作った動機です。

コンテンツの品質管理

計算ツールは結果が間違っていれば意味がないため、次の方法で正確性を担保しています。

  • 計算部分には自動テストを用意しています。入力と期待される出力の組み合わせを検証するテストを公開前に毎回まとめて実行し、1 件でも落ちる変更は公開されません
  • 税・社会保険の数値は公的資料で裏を取ります。所得税率、給与所得控除、社会保険料率、ふるさと納税の控除上限などは、国税庁・全国健康保険協会・厚生労働省・総務省の公表資料を確認して実装し、どの資料に基づくかを各ツールの解説に記載しています
  • 制度改正に追随します。改正があればロジックと解説の両方を見直します。施行日が先に決まっている改正は、施行前でも解説に予告として書いています。たとえば iDeCo の拠出限度額は 2026 年 12 月 1 日施行の改正で第 2 号被保険者が共通枠の月額 62,000 円に変わるため、現行の上限で計算していることと、施行後は結果が変わることをiDeCo 節税額シミュレーターの解説に明記しています
  • 更新日は実質的な内容を変えたときだけ改めます。閲覧数を狙って日付だけを新しく見せることはしません
  • 計算結果は概算である前提を隠しません。税額や手取りは一般的な条件での試算であり、実際の金額は扶養状況や自治体によって変わります。重要な判断の前には税務署や専門家へ確認することを各ツールで案内しています

実際に見つけて直した誤りの例

品質管理の方針を掲げるだけでは意味がないので、運用の中で実際に発見して修正した内容を公開します。いずれも自分の実装の誤りであり、直した経緯を含めて書きます。

賞与の源泉徴収税率表が古いうえ構造ごと誤っていた

賞与の手取り計算の解説を書き直している最中に、算出される源泉所得税が公式の表と合わないことに気づきました。原因は 2 つありました。実装していた数値が令和 6 年分ベースの古いものだったことと、国税庁の算出率の表は扶養親族等の人数ごとに区間の境界が異なるのに、全人数で同じ境界を使っていたことです。

結果として、前月の給与(社会保険料控除後)が9.4 万円から 25.2 万円の範囲で源泉所得税が過大に出ていました。国税庁「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表(令和 8 年分)」をもとに作り直し、同じ種類の誤りを自動で検出するテスト(前月給与が増えれば税率は下がらない、という性質の検証)を追加しました。この表を前提に書いていた解説の数値も訂正しています。

あみだくじの「公平」という表記を撤回した

あみだくじの FAQ に「公平です」と書いていましたが、本当かどうかを確かめるため、実装と同じ手順を再現して20 万回のモンテカルロ検証を行いました。すると 12 人・24 段の設定では、左端の参加者が 1 番目の結果に到達する確率が 約 21.9%でした。完全に一様なら 8.3% のはずですから、明らかな偏りです。横線をランダムに引く方式では、始点の位置によって到達しやすい終点が生まれます。

あみだくじの構造上、参加者と結果が 1 対 1 に対応すること(同じ結果が重複しないこと)は保証されますが、それと「どの参加者もどの結果に等確率で当たる」ことは別の話です。事実と違う説明を残すわけにはいかないので、FAQ の記述を実態に合わせて訂正し、厳密な等確率が必要な場面では別の方法を使うよう案内を追加しました。

PDF の用紙サイズが単位の取り違えで狂っていた

PDF を生成する 3 つのツールで、出力される用紙サイズが意図と異なっていました。使用している PDF 生成ライブラリはページサイズを pt(1/72 インチ)で受け取る仕様なのに、実装は画面上の px 値をそのまま渡していたためです。ポスター印刷は A4 のつもりが約 437 × 619 mm、証明写真は L 判のつもりが約 371 × 529 mm という具合に、実際に印刷すると成立しないサイズになっていました。単位の換算を修正し、A4 や L 判のサイズを検証するテストを添えています。

公的基準と自分のツールがずれている点を明示した

PFC バランス計算機の減量モードと増量モードが提示する比率は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025 年版)」のエネルギー産生栄養素バランスの目標量レンジを外れています。基準に寄せて修正することも検討しましたが、目標量は生活習慣病の発症予防を目的として健康な一般集団向けに設定された範囲であり、減量・増量という特定の目的を持った設定とは前提が違います。基準の範囲に収めると減量モードが維持モードとほぼ同じ数値になり、ツールとしての意味が薄れてしまいます。

そこで実装は変えず、ずれていること自体を解説に書くという方針を取りました。どのモードのどの栄養素が目標量の外にあるかを表で示し、なぜその設定にしているのかを説明し、基準の範囲内に収めたい場合の手順も併記しています。裏付けの取れなかった数値については「公的基準の数値ではない」と明記しています。都合の悪い事実を書かないより、書いたうえで判断材料を渡すほうが役に立つと考えています。

誤りを見つけた場合はお問い合わせページからご指摘ください。内容を確認し、必要な修正を行います。

運営費用と広告について

当サイトはすべてのツールを無料で提供しており、運営費用は広告収入でまかなっています。かかっているのはドメインの維持費とホスティング費用で、収益はその範囲を目安にしています。有料プランや会員制への移行は予定していません。

広告は結果表示の下と解説記事の末尾にのみ配置し、ツールの入力・操作を妨げる位置には置きません。表示位置をあらかじめ確保しているため、広告が読み込まれた瞬間に本文がずれることもありません。広告の表示に伴う Cookie の扱いはプライバシーポリシーに記載しています。

免責の範囲

各ツールが出す数値は参考値です。税や社会保険の計算は、扶養親族の人数、自治体、加入している健康保険組合、各種控除の適用状況などによって結果が変わります。当サイトのツールは一般的な条件を前提に計算しているため、個別の事情がある場合は金額が一致しません。

また、法改正の直後は実装が追随するまで一時的に古い基準で計算される期間が生じ得ます。確定申告や年末調整の書類作成、住宅ローンや保険の契約判断など、金額が実際の手続きに直結する場面では、必ず公的機関の公表資料を確認するか、税理士・社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。最終的な判断は利用者ご自身の責任で行っていただくことになります。詳細な条件は利用規約に記載しています。

お問い合わせ

ツールの不具合報告、計算結果の誤りのご指摘、新しいツールのご要望はお問い合わせページから受け付けています。