タイピング練習(ローマ字入力・初心者向け)
10 問を続けて打ちます。キーボードを半角英数(日本語入力オフ)にしてから始めてください。
物理キーボードのあるパソコンで使います。途中でやめるときは Esc キー。
タイピング練習は、画面に出た日本語をローマ字で打ち、速さと正確さを測るツールです。打ち方の違いは日本語入力ソフトと同じように扱うので、「し」を shi と打っても si と打っても正解になります。登録やログインはなく、ページを開いてすぐに始められます。
レベルは 2 つです。「初級(ホームポジションの単語)」は 39 語、「中級(短文)」は 25 文を用意していて、その中から毎回 10 問をばらばらの順で出します。打ち終えると、1 分あたりの打鍵数、ミス率、ミスの多かったキー(最大 5 つ)が出ます。
- パソコンのキーボードを半角英数に切り替える(日本語入力をオフにする)
- レベルを選んで「スタート」を押す
- 漢字の下に出る読みがなとローマ字のお手本を見ながら打つ。正しく打ったところはお手本の色が変わり、間違えると枠が赤くなる
- 次に押すキーは、下のキーボードの図で紺色に光る
- 10 問打ち終えたら結果を見て、「もう一度」で次のセットに進む。途中でやめるときは Esc キーを押す
ローマ字入力で「し」は shi と si のどちらで打つ?
ローマ字入力の「し」は、shi と si のどちらで打っても正しく入力されます。日本語入力ソフトが両方を受け付けるためで、このタイピング練習でも同じように両方を正解にしています。お手本にはヘボン式(shi・chi・tsu)のつづりを出しますが、打ちはじめたつづりに合わせてお手本も切り替わります。
つづりが 2 つ以上あるかなは次のとおりです。左の列がお手本に出るつづりです。
| かな | お手本のつづり | ほかに正解になるつづり |
|---|---|---|
| し | shi | si / ci |
| ち | chi | ti |
| つ | tsu | tu |
| ふ | fu | hu |
| じ | ji | zi |
| か | ka | ca |
| しゃ | sha | sya |
| ちゃ | cha | tya / cya |
| じゃ | ja | zya / jya |
どちらで覚えるか迷ったら、キーの数が少ないほうを選びます。si は shi より 1 回、tu は tsu より 1 回少なく打てます。一方でヘボン式は駅名や人名の英語表記と同じつづりなので、ローマ字を読む場面と打つ場面で覚え方をそろえられます。速さを詰めたいなら短いつづり、まずは迷わず打ちたいならヘボン式、と決めて揃えるのが練習の近道です。
「ん」は n を 1 回と 2 回のどちらで打つ?
「ん」は n を 2 回打てば、どこにあっても確実に入力できます。n 1 回で済むのは、すぐ後ろに子音(か・さ・た行など)が続くときだけです。このツールが受け付ける「ん」のつづりは nn / xn / n' です。
n 1 回でよいかどうかは、次の字で決まります。「かんじ」はお手本では kannji と出ますが、kanji と打っても正解です。j は「な」行の音にならないので、n の次に j が来た時点で「ん」と決まります。ところが「ぜんいん」を zenin と打つと、ze・ni・n と読まれて「ぜにん」になってしまいます。このため次の場合は n を 2 回打つ必要があり、お手本も zenninn になっています。
- 「ん」の次が母音(あ・い・う・え・お)のとき
- 「ん」の次が な行・や行のとき(「ほんや」を honya と打つと「ほにゃ」になる)
- 文の最後が「ん」のとき(次の字がないので確定できない)
日本語入力ソフトの多くも同じ規則で動いています。迷ったら常に nn と打つ癖をつけておくと、打ち間違いがなくなります。
小さい「っ」や「ゃ」はどう打つ?
小さい「っ」は、次の字の子音を 2 回続けて打ちます。「ずっと」なら zutto、「いっしょ」なら issho です。「っ」だけを単独で出すつづり(xtu / ltu / xtsu / ltsu)でも正解になります。
子音を重ねられないのは、次の字が母音か な行のときです。「っあ」は aa と打っても「っ」になりません。「っな」を nna と打つと「んな」になってしまいます。このときは x や l で始まるつづりで「っ」を打ちます。
「きゃ」「しゃ」のような小さい「ゃゅょ」がつく字は、kya・sha のように 3 文字(または 2 文字)でまとめて打ちます。「き」と「ゃ」を分けて ki と xya / lya の組み合わせで打っても正解です。分けて打つと 2 回ほど多くキーを押すことになるので、まとめて打つ形を覚えたほうが速くなります。
1 分あたりの打鍵数とミス率はどう計算する?
1 分あたりの打鍵数は「正しく押したキーの回数 ÷ かかった秒数 × 60」で出します。時間は 1 回目のキーを押した瞬間から、最後の問題を打ち終えた瞬間までです。スタートを押してから最初のキーを押すまでの時間は数えません。
ミス率は「ミスの回数 ÷(正しく押した回数 + ミスの回数)」です。ミスは、その時点で受け付けられないキーを押した回数です。間違えたキーは入力されないので、正しいキーを押し直すまで先に進みません。
たとえば中級(短文)の 10 問で 388 回のキーを正しく押し、120 秒かかって 12 回ミスしたとします。1 分あたりの打鍵数は 388 ÷ 120 × 60 = 194、ミス率は 12 ÷(388 + 12)= 3.0% です。
打鍵数は、1 分間に打てる文字数とは違います。かなをローマ字で打つと 1 文字に 1〜3 回のキーを使い、このツールの中級の練習文をお手本どおりに打つと、かな 1 文字あたり平均 1.79 回です。1 分あたり 194 打鍵なら、かなに直して 1 分あたり約 108 文字になります。ほかのタイピング練習サイトや学校の記録と比べるときは、どちらの数え方か確かめてください。
ホームポジションとは? 初級の単語はどう選んでいる?
ホームポジションは、キーボードを見ずに打つための指の置き場所です。左手の人差し指を F に、右手の人差し指を J に置き、残りの指を左手は D・S・A、右手は K・L・; と横に並べます。F と J には小さな突起があり、目で見なくても指で探せます。図では F と J に下線を引いています。
「初級(ホームポジションの単語)」の 39 語は、お手本どおりに打つと A・S・D・F・G・H・J・K・L の段と、母音(A・I・U・E・O)のキーだけで打てる単語に絞っています。「あさ」「すし」「かいしゃ」のように、ホームポジションからほとんど指を動かさずに打てる語です。指を置いた位置から上の段へ伸ばして戻る動きだけを繰り返し、手元を見ずに打つ感覚をつかみます。
初級を 1 セット打ってミス率が 5% を切るようになったら、「中級(短文)」に進む目安です。中級は句読点(、。)や長音(ー)、「っ」「ん」「きょ」を含む日常の短文で、すべてのキーを使います。練習文はすべてこのサイトで書き起こしたもので、歌詞や本の一節は使っていません。
ミスの多かったキーはどう練習に生かす?
結果に出る「ミスの多かったキー」は、打ち間違えた瞬間に押すべきだったキーを数えたものです。実際に押してしまったキーではありません。たとえば ka と打つつもりで ks と押した場合、数えられるのは A です。押すべきキーの指が届いていない、または別の指で押そうとしていることを表しています。
同じキーが何セットも続けて上位に出るなら、そのキーを受け持つ指を確かめます。よく出るのは次のような組み合わせです。
- 右上の P や左下の Z: 小指が受け持つキーで、指が短いぶん位置がずれやすい。ゆっくり打って小指で押す形を身につける
- 中央の T・Y・G・H・B・N: 人差し指が横に伸ばして押すキーで、左右の手が取り合いやすい。T・G・B は左手、Y・H・N は右手と決める
- 母音の I と O: 右手の中指と薬指で、隣どうしなので押し違えやすい。「しお」「かお」を繰り返す初級の単語が練習になる
速さを上げる練習は、ミス率が下がってからにします。ミスをすると正しいキーを押し直すまで進めないので、急いでミスを増やすと 1 分あたりの打鍵数はかえって落ちます。
キーを押しても何も起きないときは?
いちばん多い原因は、日本語入力がオンのままになっていることです。日本語入力がオンだと、ブラウザにはどのキーも「変換中」として届き、何の字を押したのかが分かりません。このツールはそれを見つけると、画面に「日本語入力がオンになっています」と出します。
- Windows: キーボード左上の「半角/全角」キーを押す。画面右下の「あ」が「A」に変われば半角英数
- Mac: スペースバーの左の「英数」キーを押す
それでも反応しないときは、ページのどこかに入力欄のカーソルがないかを見ます。検索欄などに入力中のときは、打ったキーをそちらに渡しています。ページの空いたところを 1 回クリックしてから打ち直してください。キーボード自体が反応しているかは、キーボードテストで確かめられます。
Caps Lock がオンで大文字が出る状態でも、このツールは小文字として受け付けます。Shift を押しながら打っても同じです。
スマホやタブレットでも練習できる?
画面に出るキーボード(フリック入力やローマ字の画面キーボード)では練習できません。このツールは物理キーボードのキーを押したことを受け取って判定しているためです。iPad や Android タブレットでも、Bluetooth や USB で物理キーボードをつなげばパソコンと同じように使えます。
フリック入力の速さを測りたいときは、打った文字数を数える方法があります。文字数カウントに 1 分間で打った文章を貼り付けると、何文字打てたかが分かります。
よくある質問
- 「ん」を n 1 回で打ったらミスになりました。
- 「ん」のすぐ後ろが母音・な行・や行のときと、文の最後のときは、n を 2 回打ちます。n 1 回だと「ぜんいん」が「ぜにん」のように別の字に読めてしまうためです。それ以外の子音の前なら、n 1 回でも正解になります。
- 1 分あたりの打鍵数と、1 分に打てる文字数は違いますか?
- 違います。打鍵数はキーを押した回数で、かな 1 文字はローマ字でおよそ 2 回のキーで打つため、文字数は打鍵数の半分ほどになります。このツールの結果は、正しく押したキーの回数を 1 分あたりに直した値です。
- 小学生でも使えますか?
- 使えます。漢字の下に読みがなと打つローマ字のお手本が出るので、漢字が読めなくても打てます。はじめは初級の単語で、F と J に人差し指を置く形に慣れてから中級の短文に進んでください。
- スマホで練習できますか?
- 画面のキーボード(フリック入力)では練習できません。Bluetooth などで物理キーボードをつないだタブレットやスマホなら、パソコンと同じように使えます。
関連ツール
テスト・チェック
キーボードテスト(JIS配列対応)
押したキーが画面のキーボード図で光ります。日本語配列(JIS)とUS配列に対応し、同時押しの数、押した順の履歴、チャタリングの有無を確かめられます。
テスト・チェック
反応速度テスト(5回平均・ミリ秒)
画面が緑に変わったらタップして反応速度をミリ秒で測る無料テスト。5回の平均・最速・ばらつきを出し、フライングは無効。研究データの平均231msと比べられます。
ファイル処理
文字数カウント
貼り付けた文章の文字数を空白・改行あり/なしで即カウント。原稿用紙の枚数、バイト数、X の文字数も表示。ブラウザ内で完結しデータは送信されません。
ファイル処理
なぞり書きプリント作成
名前や単語を入力すると、なぞり書き練習用のA4プリントを作成。ひらがな・カタカナ・漢字に対応し、1段のマス数は4・5・6・8、縦書きと「お手本→なぞり→白紙」の3段構成も選べます。