ハコツールズ

ファイル処理

PDF圧縮(ファイルサイズを小さく)

PDFのファイルサイズを小さくする無料ツール。各ページを画像化して解像度・画質を調整し、メール添付やアップロード上限に収まるサイズにします。ファイルは送信されず、すべてブラウザ内で処理。登録不要。

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使い方・仕組み解説

PDF圧縮ツールとは?

PDF ファイルのサイズを、ブラウザだけで小さくする無料ツールです。メール添付の容量制限やアップロード上限に引っかかる PDF を、画質を調整しながら再圧縮して縮小します。ファイルはサーバーに送信されず、すべてお使いの端末内で処理が完結するため、契約書や請求書のような機密書類でも外部に流出する心配なく使えます。

使い方

  1. PDF ファイルをドロップまたは選択します
  2. 圧縮レベル(高圧縮 / 標準 / 画質優先)を選びます
  3. 「PDF を圧縮する」を押すと圧縮が始まり、元のサイズ・圧縮後サイズ・削減率が表示されます
  4. 結果が小さくなっていれば「圧縮済み PDF をダウンロード」で保存できます

どうやって PDF のサイズを小さくしている?

本ツールは PDF の各ページをブラウザ内の canvas にいったん描画し、そのキャプチャ画像を JPEG に再エンコードして新しい PDF に埋め込み直す方式です。テキスト PDF か画像 PDF かにかかわらず、すべてのページを一律で画像化します。

圧縮レベルは「描画の解像度スケール」と「JPEG 画質」の組み合わせで決まります。

  • 高圧縮: 解像度 50% ・JPEG 画質 40%(縮小幅は最大だが文字がにじみやすい)
  • 標準: 解像度 75% ・JPEG 画質 60%(バランス型)
  • 画質優先: 解像度 100% ・JPEG 画質 80%(縮小幅は控えめ)
圧縮レベル解像度スケールJPEG品質向く用途
高圧縮50%40%とにかく容量を優先したい(文字はにじみやすい)
標準75%60%まず試す基本レベル(バランス型)
画質優先100%80%小さな文字の判読性を優先したい

ここでいう解像度は、用紙 1pt(1/72 インチ)を 1 ピクセルとして描画した場合を 100% とする比率で、スキャン時の DPI とは無関係です。用紙サイズ(A4 など)は元の PDF のまま維持され、圧縮レベルで下がるのは 1 ページを画像化するときのピクセル数だけなので、印刷時に用紙サイズが変わることはありません。つまり 200〜300dpi の高解像度でスキャンした書類ほど、画質優先を選んでもピクセル数自体が大きく間引かれるため、削減幅は大きくなります。目安として、スキャンした書類や写真が多い PDF は標準レベルで 50〜80% 程度のサイズ削減が見込めます。もともと低解像度・低画質でスキャンされた PDF では、削減の余地は小さくなります。

圧縮しても PDF が小さくならないのはなぜ?

Word や LaTeX などから直接書き出したテキスト主体の PDFで起こります。文字や図形をベクタデータのまま保持しているテキスト PDF はもともと軽量で、これを画像に変換すると逆にファイルサイズが増えることがあります。本ツールは圧縮後のサイズが元より大きくなった場合に警告を表示するので、その場合は圧縮前の元ファイルをそのままお使いください。

見分け方の目安は、PDF ビューアで文字をドラッグして選択・コピーできるかどうかです。選択できる PDF はテキスト主体である可能性が高く、本ツールでの圧縮効果は期待しにくくなります。逆に、選択できず 1 ページが 1 枚の画像のように見える PDF(スキャンした紙の書類、写真を PDF 化したものなど)は圧縮効果が出やすいタイプです。

圧縮してもファイルサイズが目標に届かないときは?

本ツールの圧縮後サイズは「1 ページあたりの画像データ量 × ページ数」でほぼ決まります。「高圧縮」まで下げても目標サイズに届かない場合、そのページ数のまま画質だけをさらに落とすのは判読性の面で得策ではありません。ページ数そのものを減らすか、そもそも別の手段を検討したほうが早いことが多いです。

なお、アップロードした PDF ファイルは圧縮レベルを変更しても選び直す必要がありません。「高圧縮」で結果を確認し、画質やサイズに納得がいかなければ「標準」「画質優先」に切り替えて同じファイルのまま再度「PDF を圧縮する」を押すだけで再処理できます。何度やり直しても外部にファイルが送信されることはありません。

メール添付やアップロードの容量上限はどれくらい?

Gmail の添付ファイル上限は公式に 25MB と定められています(超える場合は自動的に Google ドライブのリンク送信に切り替わります)。行政の電子申請や自治体・企業のアップロードフォームでは、これより厳しい 2MB・5MB・10MB 程度の上限を設けているケースも珍しくありません。提出先の上限が分かっている場合は、まず「標準」で圧縮し、削減率が表示された圧縮後サイズが上限に収まっているかを確認してから提出するとやり直しが減ります。

文字が読めなくなるほど圧縮しないためには?

契約書の但し書きや領収書の細かい文字など、小さい文字が多いスキャン PDF を「高圧縮」で処理すると、解像度と JPEG 画質の両方が下がるため文字がにじんで判読しにくくなることがあります。ダウンロード後は必ず PDF を開いて肝心な文字が読めるか確認し、読みにくければ「標準」または「画質優先」で再度圧縮し直してください。圧縮はレベルを変えて何度でもやり直せるので、提出先の容量上限に収まる範囲でいちばん画質が高いレベルを選ぶのが基本です。

PDF圧縮と画像圧縮はどう使い分ける?

ファイルの拡張子が「.pdf」なら本ツール、「.jpg」「.png」などの画像ファイル単体なら画像一括圧縮ツールを使います。スマホで撮影した書類の写真を複数まとめて PDF として提出したい場合は、先に画像一括圧縮ツールで各写真を圧縮してから画像からPDF作成ツールで 1 つの PDF にまとめると、本ツールで後から圧縮するより仕上がりの画質を制御しやすくなります。

ファイル処理ツール全体の使い分けは画像・PDFの変換はインストール不要?ブラウザだけで処理する方法のガイドでも解説しています。

注意事項

  • 圧縮は各ページを画像化して新しい PDF に埋め込み直す方式のため、テキストの選択・コピー、リンク、しおり(目次)、フォーム入力欄といった PDF の構造情報はすべて失われます。編集や入力が必要な PDF は圧縮前の元ファイルを保管しておいてください
  • テキスト主体の PDF ではサイズが増えることがあります。その場合は警告が出るので元のファイルをお使いください
  • パスワードで保護された PDF には対応していません。読み込み時にエラーになるため、圧縮する前にパスワードを解除しておく必要があります
  • ページ数が多い PDF は処理に時間がかかる場合があります(進捗はページ数で表示されます)

よくある質問

PDF ファイルを無料で圧縮できますか?
無料で回数制限なく圧縮できます。ブラウザだけで動作し、会員登録やソフトのインストールは不要です。
圧縮した PDF はどのくらい小さくなりますか?
スキャンした書類や写真が多い PDF は「標準」レベルで 50〜80% 程度のサイズ削減が見込めます。テキスト主体の PDF ではほとんど縮まらないか、逆に増えることがあります。
アップロードした PDF はサーバーに送信されますか?
送信されません。圧縮処理はすべてお使いのブラウザ内で完結し、ファイルが外部に送られることはありません。機密書類にも安心してお使いいただけます。
テキスト主体の PDF で逆にサイズが増えるのはなぜですか?
テキスト PDF はもともとベクタデータで効率よく圧縮されています。本ツールは各ページを画像化するため、軽いベクタを重い画像に変換してしまい逆効果になることがあります。その場合は元のファイルをそのままお使いください。
パスワード付きの PDF は圧縮できますか?
対応していません。パスワードで保護された PDF を読み込むとエラーになるため、圧縮する前にパスワードを解除しておく必要があります。

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