ハコツールズ

あみだくじメーカー(無料・オンライン作成・最大12人)

掃除当番や幹事、プレゼント交換の担当決めに、紙のくじを用意する手間を省けます。横線の配置はその場のランダムで決まるので、進行役を含めて誰も結果を操作できません。

公開: / 更新: / 制作・運営: ハコツールズ運営者

使い方・仕組み解説

あみだくじツールとは?

参加者と結果(当たり・はずれ・役割など)を入力するだけで、その場であみだくじを作って引ける無料ツールです。 横線の配置はブラウザ内の乱数でランダムに生成され、入力した名前が外部サーバーに送信されることはありません。登録も不要です。

紙に書く手間なく、掃除当番・幹事・プレゼント交換の割り当てなど、複数人の役割決めをその場で公平にできます。 オンライン会議で画面共有しながら引く使い方にも向いています。

使い方

  1. 参加者の名前を 1 行に 1 人ずつ入力する(2〜12 人)
  2. 結果(当たり・はずれ・役割など)を参加者と同じ数だけ入力する
  3. 「あみだくじを作る」ボタンを押すと、横線がランダムに配置されたくじが表示される
  4. 名前を押すと線をたどるアニメーションが流れ、到達した結果が色付きで表示される
  5. 「すべての結果を表示」で全員分の対応表を一度に確認できる

線をたどるアニメーションは約 1 秒で完了し、たどり終えた対応は画面下の一覧にも「名前 → 結果」の形で追記されます。 OS で「視差効果を減らす」設定を有効にしている場合はアニメーションを省略し、結果を即座に表示します。

あみだくじの仕組みは?なぜ結果が重複しない?

あみだくじは、縦線を上から下へたどり、横線に出会うたびに必ず隣の縦線へ移るルールの遊びです。 横線 1 本は「隣り合う 2 本の縦線の行き先を入れ替える」操作なので、横線が何本あっても 参加者と結果は必ず 1 対 1 で対応し、2 人が同じ結果に到達することは起こりません。

これは数学的には「置換(並べ替え)」と呼ばれる考え方で説明できます。横線 1 本が行う隣同士の入れ替えは 「隣接互換」という最小単位の並べ替えで、どんな複雑な並べ替えも隣接互換の積み重ねで作れます。 だから横線がどんな配置でも、あみだくじの結果は必ず「結果の並びをどれかの順序に並べ替えたもの」になります。 重複や漏れが起こらないのは、この構造のおかげです。

横線はどうやって生成される?本当に公平?

横線が少なすぎるあみだくじには「自分の真下に近い結果へ落ちやすい」という偏りがあることが知られています。 本ツールは横線の本数と配置を次のように工夫して、この偏りを小さくしています。

  1. すべての縦線の間(境界)に最低 1 本の横線を保証して配置する。横線が 1 本もない境界があると、その両側で入れ替わりが起こり得ないためです
  2. 残りのマスにも確率 30% で横線をランダムに追加する
  3. 段数を人数の 2 倍(最低 8 段)確保する。例えば 4 人なら 8 段、12 人なら 24 段です

4 人の場合は縦線 4 本・8 段で、横線はおよそ 5〜10 本になります。 また、同じ段の隣り合う位置には横線を置かないルールを守っているため、 1 つの点から 3 方向に分岐するような曖昧な形は発生しません。たどる経路は常に一意に決まります。 横線の位置はブラウザ内の乱数だけで決まり、作成者を含め誰も配置を操作できないため、作為の入る余地がありません。

あみだくじの結果は「完全な一様ランダム」?

いいえ。参加者と結果が 1 対 1 で対応することは横線の配置に関係なく保証されますが、どの結果に落ちるかの確率は均等ではなく、真下に近い結果ほど当たりやすくなります。 これはあみだくじという仕組み自体が持つ性質で、本ツール固有の欠点ではありません。

本ツールの生成条件(各境界に最低 1 本を保証 + 残りのマスに確率 30% で追加、段数は人数の 2 倍・最低 8 段)で 実際に 5,000 回試して、左端の参加者がどの結果に到達したかを数えると次のようになりました。

  • 4 人・8 段: 左から順に約 30% / 27% / 24% / 19%。一様なら各 25% なので、ずれは最大 6 ポイント程度です
  • 12 人・24 段: 1 番目 約 22%、2 番目 約 21%、3 番目 約 17% と続き、右端の 12 番目に届いた試行は 5,000 回中 2回だけでした。一様なら各 8.3% ですから、かなり大きな偏りです
0%12.5%25%37.5%50%1 番目: 到達率 29.9%1 番目2 番目: 到達率 27.4%2 番目3 番目: 到達率 23.5%3 番目4 番目: 到達率 19.2%4 番目4 人・8 段: 左端の参加者が到達した結果
到達率

4 人でも、左端に近い結果ほど棒が高くなります。一様なら 4 本とも 25% で揃うはずですが、 実際には真下の 1 番目に寄っています。

0%6.3%12.5%18.8%25%1: 到達率 21.6%12: 到達率 20.6%23: 到達率 17.4%34: 到達率 12.9%45: 到達率 11.3%56: 到達率 7.1%67: 到達率 4.7%78: 到達率 2.4%89: 到達率 1.1%910: 到達率 0.6%1011: 到達率 0.2%1112: 到達率 0.0%1212 人・24 段: 左端の参加者が到達した結果(左から何番目か)
到達率

12 人になると偏りは一目で分かります。左寄りの 3 つだけで全体の約 60% を占め、 右半分の棒はほとんど見えません。

理由は単純で、横線 1 本で移動できるのは隣の 1 列だけだからです。 12 人の左端から右端まで移動するには最低 11 本の横線を「すべて右向きに」たどる必要があり、 24 段しかない中でそれが起こることは滅多にありません。 段数を増やせば一様に近づきます(12 人で段数を 120 段にすると分布は約 10.7〜5.9% まで平準化されます)が、 画面に収まらないほど縦長になるため、本ツールは実用的な段数を採っています。

実務上の注意点は 1 つだけです。結果欄の並びは入力したままの順で使われるため、 「当たり」を先頭に置くと、先頭付近の参加者がやや有利になります。 気になる場合は、当たりの位置を決め打ちせずに結果リストの順番を自分でシャッフルしてから貼り付けてください。 それだけで、どの参加者から見ても有利不利のない状態になります。 厳密な等確率が必要な場面では、当選確率が完全に均等な決めるルーレットのほうが適しています。

横線の本数はどれくらい?途中の線を見て結果を予測できる?

予測できます。横線はすべて画面に描かれているので、時間をかけて目で追えば引く前に結果は分かります。 あみだくじの秘匿性は「たどるのが面倒」という一点に支えられており、暗号のような秘密ではありません。

とはいえ、人数が増えるほど追跡は現実的でなくなります。本ツールが 5,000 回の試行で実際に生成した 横線の本数は次のとおりです(いずれも 90% がこの範囲に収まります)。

人数・段数横線の本数(90% 範囲)
4 人・8 段約 5〜10 本
6 人・12 段約 13〜20 本
12 人・24 段約 58〜75 本

12 人だと 60 本以上の横線を目で追うことになるため、事前に結果を読み切るのは困難です。 たとえ先読みできても配置そのものは乱数で決まるため、作成者を含め特定の人を狙って当たりにすることはできません。 紙のあみだくじの弱点は書いた本人が経路を意図的に作れてしまうことですが、その心配は本ツールにはありません。

なお、横線 1 本は隣同士の入れ替え(隣接互換)にあたるため、結果の並べ替えが偶数回の入れ替えでできるか奇数回でできるか (置換の偶奇)は、横線の総本数の偶奇と一致します。横線の本数を固定すると起こりうる並べ替えが全体の半分に限られてしまいますが、 本ツールは本数自体もランダムに変わるため、この偏りは生じません。

どんな場面で使える?

「全員に別々の結果を 1 つずつ割り当てたい」場面全般で使えます。代表的な活用例は次のとおりです。

  • 掃除当番・日直・ゴミ出しなど、当番の割り当て
  • 飲み会やイベントの幹事・会計・買い出し係の担当決め
  • プレゼント交換で「誰が誰のプレゼントを受け取るか」の割り当て
  • ビンゴ大会や抽選会で景品を選ぶ順番決め(結果欄に 1、2、3…と順位を入力)
  • 席替えや駐車場の区画割りなど、場所の割り当て

オンライン会議では画面共有しながら、参加者に自分の名前を順番に押してもらうと盛り上がります。 すぐに全員分を知りたいときは「すべての結果を表示」で一括表示に切り替えられます。

紙のあみだくじとの違い・オンラインの利点は?

ルールは紙のあみだくじとまったく同じですが、横線を手で書く必要がなく、線をたどる作業も自動なので、 たどり間違いが起こりません。紙のあみだくじの弱点は、本ツールではそれぞれ次のように解決されています。

紙のあみだくじの弱点本ツールでの解決
横線を書いた本人が経路を予想できてしまう横線は乱数で自動配置され、作成者にも結果が分かりません
指でたどると途中で線を見失う経路は色付きの線で正確に描画されます
人数が多いと書くのに時間がかかる「あみだくじを作り直す」ボタンで何度でも一瞬で作れます

入力した名前が外部サーバーに送信されることもありません。

ルーレットやサイコロとの使い分けは?

あみだくじが向いているのは「参加者と結果を 1 対 1 で対応させたい」場面です。 目的が違う場合は、次のツールのほうが手早く決められます。

くじ引きや順番決めをブラウザだけで済ませる方法は、くじ引き・抽選・順番決めをブラウザだけで行う方法まとめでも比較しながら紹介しています。

注意事項

  • 横線の配置は毎回ランダムです。「特定の人を当たりにする」といった作為的な設定はできません
  • 参加者と結果は同じ数だけ入力してください。数が合わない場合はエラーが表示されます
  • 結果は保存されません。ページを再読み込みするとくじはリセットされるため、記録が必要な場合は対応一覧をスクリーンショットで残してください

よくある質問

あみだくじの結果は公平ですか?
横線の位置はブラウザの乱数だけで決まるため、作成者を含め誰も特定の人を当たりにはできません。ただし、あみだくじという仕組み自体に「真下に近い結果へ落ちやすい」という性質があり、どの結果に当たる確率も完全に等しいわけではありません。たとえば 12 人だと左端の人が 1 番目の結果に落ちる確率は約 22%(一様なら 8.3%)です。気になる場合は、結果リストの並びを自分でシャッフルしてから貼り付けてください。
何人まで参加できますか?
2 人から 12 人まで参加できます。参加者と同じ数の結果(当たり・はずれ・役割など)を入力して使います。
同じくじを引き直せますか?
一度たどった線の結果は変わりませんが、「あみだくじを作り直す」ボタンを押せば横線が新しいランダム配置になった別のくじを何度でも作れます。
入力した名前が外部に送信されることはありますか?
ありません。くじの生成も線をたどる処理もすべてお使いのブラウザ内で完結し、サーバーには何も送信されません。
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