グループ分け・班分けツール(ランダム・チーム分け・無料)
班分けや席替えは、公平に分けたつもりでも偏りが気になるものです。名簿を貼り付けるだけで、人数の差を抑えたランダムなグループ分けができます。
公開: / 更新: / 制作・運営: ハコツールズ運営者
使い方・仕組み解説
班分け・グループ分けツールとは?
名前のリストを貼り付けて班の数(または 1 班の人数)を指定するだけで、ランダムに公平なグループ分けができる無料ツールです。 名簿はお使いのブラウザ内でのみ処理され、外部サーバーには一切送信されません。登録も不要です。
学校の班決め・席替え、会社の研修やワークショップのチーム分け、飲み会・ゲームのチーム編成などに使えます。
使い方
- 名前リストを入力する(1 行に 1 人。Excel やメモからの貼り付け、カンマ・読点区切りも可)
- 「班の数で指定」か「1 班の人数で指定」を選び、数を入力する
- 「グループ分けする」ボタンを押すと、ランダムな班分け結果がカードで表示される
- 組み合わせを変えたいときは「もう一度シャッフル」、共有するときは「結果をコピー」を押す
どんな場面で使える?シーン別の設定例
「班の数で指定」と「1 班の人数で指定」の 2 つのモードを使い分けると、次のような場面にそのまま対応できます。
- 授業・研修のグループワーク:討論用のテーブルが 6 つあるなら「班の数で指定」で 6 を入力します。30 人のクラスなら 5 人ずつの 6 班に分かれます
- 飲み会・懇親会の席分け:テーブルの数を「班の数で指定」に入れるだけで、部署や仲良しグループが固まらないランダムな席割りが作れます
- スポーツのチーム分け:フットサルなら「1 班の人数で指定」で 5、バレーボールなら 6 のように、1 チームの定員が決まっている競技はこちらのモードが便利です
- ペア決め・席替え:「1 班の人数で指定」で 2 にすればペアワークの相手決めになります。奇数の場合は 1 人だけの班が 1 つできるので、その人はいずれかのペアに合流させてください
割り切れないとき、人数はどう配分される?
人数が割り切れない場合でも、班ごとの人数差が必ず 1 人以内になるよう自動で調整されます。 たとえば 10 人を 3 班に分けると 4 人・3 人・3 人に、13 人を 4 班に分けると 4 人・3 人・3 人・3 人になります。
仕組みは単純で、シャッフルした名簿の先頭から 1 人ずつ順番に各班へ配っています(トランプを配るのと同じ要領です)。 前から一定人数ずつ区切る素朴な方式だと、10 人を 4 人ずつに分けたとき 4 人・4 人・2 人という「余りだけの班」ができてしまいます。 この配り方なら 4 人・3 人・3 人となり、極端に少ない班は発生しません。
10 人を 3 班に分けるときの配り方は次のとおりです。
なお「1 班の人数で指定」モードでは、入力した人数を上限として班の数が自動で決まります。 10 人で「1 班 4 人」と指定すると班の数は 3(10 ÷ 4 の切り上げ)になり、どの班も 4 人を超えません。
公平なシャッフルとは?Fisher–Yates 法の手順
このツールは Fisher–Yates 法(フィッシャー・イェーツのシャッフル)で名簿を並べ替えています。 すべての並び順が同じ確率で出現することが数学的に保証されたアルゴリズムで、トランプのシャッフルの標準的な実装方法です。
手順自体は単純です。名簿の末尾から順に、「その位置と、それより前のどこか 1 つ」をランダムに選んで入れ替えます。 10 人なら、まず 10 番目の人を 1〜10 番目の誰かと入れ替え、次に 9 番目の人を 1〜9 番目の誰かと入れ替え、と 2 番目まで繰り返して終わりです。 この手順だと、10 人の並び順 10 の階乗 = 3,628,800 通りが、すべてちょうど 3,628,800 分の 1 の確率で現れます。
一見似ている「1〜10 の乱数を 2 つ選んで入れ替える操作を適当な回数だけ繰り返す」というやり方では、並び順の出現確率は均等になりません。 Fisher–Yates 法は「選ぶ範囲を 1 つずつ狭めていく」点が本質で、ここを崩すと偏りが生まれます。 乱数はブラウザ内蔵の疑似乱数(JavaScript の Math.random)を使っており、名簿の入力順は結果に一切影響しません。 「名簿の最初の人が班 1 になりやすい」といった偏りはありません。 納得のいく組み合わせになるまで「もう一度シャッフル」で何度でも引き直せますが、どの回の結果も同じ条件のランダムです。
同じ人と何度も同じ班になるのはなぜ?
各回のシャッフルは前回と完全に独立しているため、続けて同じ組み合わせになるのは偏りではなく確率どおりの偶然です。 30 人を 6 班(1 班 5 人)に分ける場合、自分の班の残り 4 席を自分以外の 29 人が等しく争う形になるため、 特定の 1 人と同じ班になる確率は 4 ÷ 29 = 約 13.8% です。 授業や研修でグループ分けを 4 回行うと、4 回とも別の班になる確率は (25 ÷ 29) を 4 回掛けた約 55.2%、 裏を返すと 1 回以上同じ班になる確率は約 44.8% です。 半分近い確率なので、「またこの人と一緒だ」と感じるのは偶然の範囲内です。
同じ 1 班 5 人でも、全体の人数が増えるほど同席確率は下がります。よくある構成での値は次のとおりです。
| 構成 | 特定の 1 人と同じ班になる確率(1 回) | 4 回中 1 回以上同じ班になる確率 |
|---|---|---|
| 20 人を 4 班(1 班 5 人) | 21.1% | 61.2% |
| 30 人を 6 班(1 班 5 人) | 13.8% | 44.8% |
| 40 人を 8 班(1 班 5 人) | 10.3% | 35.1% |
40 人という多い構成でも、4 回中 1 回以上同じ班になる確率は 35.1% 残ります。被りをゼロにする設定は存在しません。
このツールは過去の結果を記憶しないため、「前回と違うメンバーにする」自動調整はできません。 毎回の顔ぶれを散らしたい場合は、前回の結果を「結果をコピー」で手元に残しておき、被りが目立つ回だけ引き直すか、 結果を見てから手動で 2 人だけ入れ替える運用が現実的です。
1 班は何人にするのが適切?
話し合いを伴うグループワークなら 4〜5 人、作業の分担が中心なら 5〜6 人が扱いやすい目安です。
判断材料になるのが 1 人あたりの発言時間です。60 分のディスカッションで全員が均等に話すと仮定すると、 4 人なら 1 人 15 分、6 人なら 10 分、8 人なら 7.5 分しか取れません。 8 人を超えると一度も発言しない人が出やすくなり、逆に 3 人以下だと 1 人欠けたときに議論が成立しなくなります。 30 人のクラスなら「班の数で指定」に 6 を入れて 5 人ずつ、40 人なら 8 を入れて 5 人ずつにすると、発言時間を確保しやすくなります。
テーブルの席数や競技の 1 チーム人数のように定員が先に決まっている場合は、「1 班の人数で指定」を使ってください。 こちらのモードでは指定した人数を超える班ができません。
くじ引きやあみだくじとの使い分けは?
「全員をグループに割り振る」のがこのツール、「候補の中から選ぶ・順番を決める」のがくじ引き系ツールです。目的別に次のように使い分けられます。
抽選・順番決め系ツールの選び方はくじ引き・抽選・順番決めをブラウザだけで行う方法まとめで詳しく解説しています。
注意事項
- 組み合わせは完全にランダムです。「特定の 2 人を同じ班・別の班にする」といった条件指定には対応していません。条件を付けたい場合は、結果をコピーしてから手動で入れ替えてください
- 名前は 2 人以上必要です。また「班の数で指定」で人数より多い班数を入れるとエラーになります
- 同姓同名がいる場合もそのまま扱えます(重複した名前は別の人として配分されます)
- 結果はページを閉じると消え、どこにも保存されません。必要な結果は「結果をコピー」で控えてください
よくある質問
- 班ごとの人数はどう決まりますか?
- 全員をシャッフルした後に 1 人ずつ順番に各班へ配るため、班ごとの人数差は必ず 1 人以内になります。たとえば 10 人を 3 班に分けると 4 人・3 人・3 人になります。
- 入力した名簿が外部に送信されることはありますか?
- ありません。名簿の解析もグループ分けもすべてお使いのブラウザ内で完結し、サーバーには何も送信されません。
- 同じメンバーでやり直せますか?毎回同じ人と同じ班になるのは偏りですか?
- 「もう一度シャッフル」ボタンで、入力した名簿のまま何度でも分け直せます。各回は前回と完全に独立しているため、続けて同じ人と同じ班になることもありますが、これは偏りではなく確率どおりの偶然です。30 人を 6 班に分ける場合、特定の 1 人と同じ班になる確率は 4 ÷ 29 = 約 13.8% あり、4 回グループ分けをすれば 1 回以上同じ班になる確率は約 44.8% になります。
- 結果を LINE やメールで共有できますか?
- 「結果をコピー」ボタンで班ごとの一覧をテキストとしてコピーできるので、そのまま LINE・メール・チャットに貼り付けて共有できます。
関連ツール
抽選・ランダム
順番決めシャッフル
名前やリストを貼り付けるだけで、発表順・カラオケの順番をランダムに並べ替えます。Excelからの貼り付けにも対応。ブラウザ内で完結しデータは送信されません。登録不要・無料。
抽選・ランダム
くじ引きツール(無料・当たり本数指定・印刷対応)
くじの本数と当たりの本数を指定すると、重複なしで当たり・はずれを一括抽選できる無料ツール。画面で1本ずつ引く使い方と、三角くじ・番号くじを印刷して当日配る使い方の両方に対応。忘年会・PTA・自治会の福引や景品配りに。登録不要・ブラウザ内完結。
抽選・ランダム
ビンゴカード作成(無料・印刷対応)
参加人数・マスサイズ(3x3/4x4/5x5)・数字の範囲を指定すると、1枚ごとに並びの異なるビンゴカードを最大100枚まとめて生成。5x5は中央FREE付き。印刷用レイアウトでA4用紙にそのまま出力できます。忘年会・新年会・二次会・学校行事に。登録不要・ブラウザ内完結。
抽選・ランダム
あみだくじメーカー(無料・オンライン作成・最大12人)
参加者と結果(当たり・役割など)を入力するだけで、その場であみだくじを作って引ける無料ツール。横線はランダムに生成され、線をたどるアニメーションで結果が分かります。ブラウザ内で完結・登録不要。