ZIP解凍・圧縮
ZIPファイルをドラッグ&ドロップ、または
ZIP解凍・圧縮は、ZIP ファイルの中身を展開してダウンロードしたり、複数のファイルを1つの ZIP にまとめたりできる無料ツールです。
スマホで ZIP を解凍するには?
iPhone は標準の「ファイル」アプリ、Android は「Files by Google」などのファイル管理アプリで ZIP をタップすると展開できます。ただし標準機能で足りない場面では、アプリを探さなくても本ツールだけで完結します。
- iPhone / iPad: Safari で ZIP をダウンロードし、「ファイル」アプリで ZIP をタップすると、同じ場所に展開されたフォルダが作られます
- Android: ダウンロード完了の通知かファイル管理アプリから ZIP を開き、「解凍」や「展開」を選びます
標準機能ではなく本ツールが向いているのは、次のような場面です。
- 展開したらファイル名が文字化けした(Windows で作られた ZIP をスマホで開くとよく起こります。直し方はこのあとの「ファイル名の文字化けはどう直る?」で説明します)
- 全部を展開せず、中身の一覧を確認して必要な1件だけ保存したい
- 会社の PC など、ソフトを自由にインストールできない環境で作業している
解凍と圧縮はどう操作する?
- 解凍したい場合: 「解凍」タブで ZIP ファイルをドラッグ&ドロップまたは選択すると、中身のファイル名とサイズの一覧が表示されます。1件ずつ「保存」を押すか、「すべてダウンロード」で全ファイルを取り出せます(2件以上のときは新しい ZIP にまとめてダウンロードします)
- 圧縮したい場合: 「圧縮」タブでまとめたいファイルをドラッグ&ドロップまたは選択し、「圧縮してダウンロード」を押すと
compressed.zipが作成されます
ZIP ファイルはどういう仕組み?
ZIP は、圧縮した各ファイルの本体を前から順に並べ、末尾に全ファイルの名前・サイズ・格納位置を記録した「目次」(セントラルディレクトリ)を置く形式です。
本ツールで ZIP を選んだ瞬間にファイル一覧が表示されるのは、この末尾の目次だけを読んでいるからです。本体の展開(解凍)は「保存」を押したファイルだけ行います。だから200MB 近い大きな ZIP でも、一覧までは待たされません。次の項で説明するファイル名の UTF-8 フラグも、この目次に記録されています。
ファイル名の文字化けはどう直る?
本ツールが文字化けの可能性を検出すると、ファイル名を Shift_JIS として自動で読み直し、一覧に元の名前の候補を表示します。ZIP の規格には、ファイル名を UTF-8 で格納したことを示す「UTF-8 フラグ」(ヘッダの general purpose bit 11)があり、これが立っていないファイルは名前が古い文字コードである Shift_JIS で格納されている可能性があるためです。判定はこのフラグの有無で行っています。
例えば「日本語.txt」というファイル名は、Shift_JIS では 93 FA 96 7B 8C EA 2E 74 78 74 という10バイトの列になります。フラグが立っていない場合、このバイト列をそのまま UTF-8 として読むと文字化けした名前になります。Shift_JIS として読み直すと、元の「日本語.txt」に戻ります。自動判定が実際と違う場合は、「ファイル名の文字コード」の選択で「Shift_JIS として解釈」「そのまま(変換しない)」に手動で切り替えられます。
- ファイル名の文字化け自動判定は、UTF-8 フラグが立っていない Shift_JIS の名前を想定したものです。EUC-JP など他の文字コードで格納された名前は正しく直らないことがあります
圧縮でファイルはどれくらい小さくなる?
中身によって大きく変わります。同じパターンが繰り返されるテキストは9割以上縮むこともある一方、JPEG 写真や動画のようにすでに圧縮されているファイルはほとんど縮みません。
ZIP の標準圧縮方式である Deflate は、データの中の「前に出てきたものと同じ並び」を「◯バイト前と同じ」という短い参照に置き換える方式です。さらに、出現回数の多いバイトほど短い符号を割り当てます。繰り返しの多いデータほどよく縮むのはこのためです。次の表は、100KB のサンプルデータをこのページのビルド時に実際に圧縮して計測した結果です。
| データの種類 | 元のサイズ | ZIP 圧縮後 | 削減率 |
|---|---|---|---|
| 同じ形式の行が続く CSV テキスト | 100 KB | 294 B | 約99.7%減 |
| 擬似ランダムデータ(JPEG 写真・動画の中身に相当) | 100 KB | 100 KB | 縮まない |
JPEG・PNG・MP4・MP3 などは、それぞれの形式の中で圧縮が済んでいるため、ZIP にしてもサイズはほぼ変わりません。Word や Excel のファイル(.docx / .xlsx)も、実は中身が ZIP 形式そのものなので同様です。こうしたファイルを ZIP にまとめる目的は、サイズの削減ではなく「複数のファイルを1つにして渡しやすくすること」になります。
パスワード付き ZIP は使える?
使えません。暗号化されたファイルを選択すると、一覧に「パスワード付き」と表示され、そのファイルはダウンロードできない状態になります。パスワードを知っている環境で暗号化を解除し、保護のない ZIP に作り直してから本ツールに読み込ませてください。同様に、本ツールで作成した ZIP にもパスワードは設定できません。
ZIP ファイルのサイズに上限は?
200MB までの ZIP ファイルに対応しています。処理はすべて端末のメモリ上で行われるため、 上限に近いサイズのファイルや、テキストのように圧縮率が高いファイルを多数含む ZIP を展開すると、展開後のデータが元の ZIP よりかなり大きくなります。 端末の性能によっては時間がかかったり動作が不安定になったりすることがあり、うまくいかないときはファイルを分けて処理してください。 なお、4GB を超えるファイルを含む ZIP(ZIP64 形式)には対応していません。
作成・展開したファイルは保存される?
- 生成したファイルはブラウザ内に保存されません。ページを再読み込みすると最初からやり直しになります
よくある質問
- ファイル名が文字化けするのはなぜですか?
- 古いバージョンの Windows の ZIP 機能などで作られた ZIP は、ファイル名を Shift_JIS という文字コードで格納し、その旨を示すフラグを付けていないことがあります。本ツールはこのフラグの有無を見て文字化けの可能性を自動判定し、Shift_JIS として再解釈した候補名を表示します。自動判定が誤っている場合は「ファイル名の文字コード」の選択で手動に切り替えられます。
- パスワード付きの ZIP は解凍できますか?
- できません。暗号化されたファイルが含まれる ZIP を選択すると、該当ファイルには「パスワード付き」と表示され、ダウンロードできない状態になります。パスワードを解除した状態の ZIP に作り直してから本ツールに読み込ませてください。
- ZIP ファイルのサイズに上限はありますか?
- 200MB までの ZIP ファイルに対応しています。処理はすべて端末のメモリ上で行うため、上限に近いサイズや、圧縮率の高い大きな ZIP を展開すると、端末の性能によっては時間がかかったり動作が不安定になったりすることがあります。
関連ツール
ファイル処理
文字コード変換(CSV文字化け修正)
CSV・テキストの文字コードを自動判定し、UTF-8(BOM付き)・Shift_JIS・EUC-JPへ変換。Excelで開くと文字化けするCSVの修復と、変換で失われる文字の事前確認ができます。
ファイル処理
PDF結合・分割
複数のPDFを1つに結合、または1つのPDFから必要なページだけを「1-3,5」の書式で抽出・分割。全ページを1ページずつZIPに分けることも、抽出順でページを並べ替えることもできます。
ファイル処理
画像一括圧縮
JPEG・PNG・WebPの画像を複数まとめて無料で圧縮。品質(0.1〜1.0)と最大長辺を指定してJPEG/WebPに一括変換し、zipでまとめて保存できます。3MBのスマホ写真が300〜600KB程度に。
ファイル処理
HEIC→JPG変換
iPhoneやiPadで撮影したHEIC形式の画像をJPG・PNGに無料変換。Windowsで開けないHEICもドラッグ&ドロップだけで変換でき、複数ファイルの一括変換とZIPダウンロードに対応。