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写真の位置情報・Exif削除

JPEG画像に記録されたGPS位置情報・撮影日時・カメラ情報などのExifを一覧表示し、位置情報のみ、またはExif全体を削除して画像をダウンロードできる無料ツール。処理はブラウザ内で完結し、画像をサーバーに送信しません。

公開日:

ここに JPEG 画像をドラッグ&ドロップ、または

JPEG のみ対応(PNG・HEIC は非対応)

使い方・仕組み解説

写真の位置情報・Exif削除とは?

写真の位置情報・Exif削除は、JPEG画像に埋め込まれたExif(GPS位置情報・撮影日時・カメラ機種・レンズ・撮影設定)を一覧表示し、位置情報のみ、またはExif全体を削除してダウンロードできる無料ツールです。処理はすべてブラウザ内で完結し、画像がサーバーに送信されることは一切ありません。

使い方

  1. JPEG画像を点線の枠にドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」から複数選びます
  2. 各画像に記録されているGPS座標・撮影日時・カメラ機種・レンズ・撮影設定が一覧表示されます。GPS座標がある場合は「地図で見る」リンクで撮影場所を確認できます
  3. 「位置情報のみ削除してダウンロード」または「Exifを全て削除してダウンロード」を選びます
  4. 1枚だけならそのままダウンロード、複数枚を読み込んだ場合はzipにまとめてダウンロードされます

Exifには何が記録されている?

撮影場所のGPS座標から、撮影日時、カメラの機種、絞りやISOといった設定まで記録されています。写真1枚の情報量は想像よりずっと多いのが実情です。

主な項目は次のとおりです。

項目内容の例プライバシーリスク
GPS座標北緯35.6895度、東経139.7569度高: 自宅や勤務先の住所が割り出せる
撮影日時2026年8月7日 21:04(秒まで記録される)中: 在宅の時間帯や行動パターンが読める
カメラのメーカー・機種Apple / iPhone、Canon / EOS R6低: 使っている端末や機材が分かる
レンズRF24-105mm F4 L IS USM低: 機材構成が分かる
撮影設定f/1.8、1/120、ISO 200、26mmほぼなし
画像の向き右に90度回転して表示(縦位置で撮った写真)なし

危ないのはGPS座標です。1枚あれば撮影地点が地図に落ちます。自宅のベランダで撮った写真をそのまま渡すと、相手には住所が伝わってしまいます。撮影日時は単体なら害がありませんが、何枚も並ぶと平日の在宅時間や外出先の傾向が浮かびます。カメラ機種や撮影設定は、知られても実害の小さい情報です。

本ツールの一覧に出るのは、この表の上から5項目です。画像の向きは表示していません。プライバシーと関係がないためです。ただし「Exifを全て削除」を選ぶと向きの情報も一緒に消えるため、縦位置で撮った写真が横向きで表示される場合があります。向きを保ったまま場所だけ伏せたいときは「位置情報のみ削除」を選んでください。

GPSの度分秒はどうやって十進度に変換する?

「度 + 分/60 + 秒/3600」の式で十進度に変換します。Exifの緯度・経度は度分秒(DMS)の3つの数値で記録されており、地図サービスの多くは十進度を使うため、この変換が必要になります。北緯・東経はそのままの符号、南緯・西経は符号を反転させます。

たとえばExifのGPSLatitudeが「35度41分22.2秒、北緯(N)」と記録されていた場合、35 + 41/60 + 22.2/3600 = 35.6895 という緯度になります。経度も同じ式で求まり、この2つの数値を地図サービスに渡すと撮影場所がピンポイントで特定できます。

削除すると画質は劣化する?

劣化しません。本ツールはCanvasに描き直して再エンコードする方式ではなく、JPEGファイル内のExifセグメント(APP1)をバイナリレベルで直接編集します。「Exifを全て削除」はAPP1セグメントの領域をそのまま切り出して取り除き、「位置情報のみ削除」はGPS関連タグの領域だけをゼロで埋めて無害化します。どちらの方式も画素データ(画像本体)には一切触れないため、圧縮のかけ直しによる画質劣化が発生しません。

JPEGファイルの中の並びSOI先頭APP1Exifの領域その他セグメント画像データ写真の画素EOI末尾取り除くのはここだけここには触らない前後を詰めてつなぐだけ。画素を再圧縮しないので画質は変わらない

「位置情報のみ削除」はAPP1を残したまま、その中のGPSの区画だけをゼロで塗りつぶします。TIFF構造のタグは互いの位置を数値で参照し合っているため、バイトを詰めて動かすと他のタグの参照先が壊れます。塗りつぶしなら長さは1バイトも動きません。撮影日時やカメラ情報の参照先もそのまま生き残ります。

2つの削除方法の違いは次のとおりです。

削除方法消えるもの残るもの向いている場面
位置情報のみ削除GPS座標・GPS高度・GPSタイムスタンプなどGPS関連タグ撮影日時・カメラ機種・レンズ・撮影設定撮影データは活かしつつ、場所だけ伏せたい
Exifを全て削除GPS関連タグ + 撮影日時・カメラ機種・レンズ・撮影設定なし撮影情報を一切残したくない

そもそもいつ必要になる?

X・Instagram・LINEなど主要なSNSは投稿時にExifを自動で削除するため、SNSに載せるだけなら本ツールは基本的に不要です。実際に必要になるのは、フリマアプリへの出品画像、メールやチャットへの添付、クラウドストレージでの共有など、元ファイルのままSNSを経由せずに渡す場面です。自宅や勤務先の位置が特定される、生活パターンが推測されるといった不安がある場合に使ってください。

画像一括圧縮画像リサイズもCanvasへの再エンコードの副作用としてExifを消していますが、どちらも「今何が記録されているか」を確認する機能はありません。位置情報の有無を確認したうえで消したい場合は本ツールを使ってください。

スマホで位置情報を最初から記録しない設定は?

カメラアプリへの位置情報の利用許可を切れば、撮影した時点からGPSが記録されません。設定は1回で済みます。後から消す手間が要りません。

  • iPhone: 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「カメラ」と進み、「しない」を選びます
  • Android: カメラアプリを開き、設定の中の「位置情報を保存」をオフにします。この項目名は「位置情報タグ」「ジオタグ」など機種によって異なります

OSのバージョンが上がると項目名や階層が変わることがあります。上の場所に見当たらないときは、各OSの公式ヘルプで最新の手順を確認してください。

ただし常時オフが正解とは限りません。位置情報が付いた写真は、アルバムアプリの地図表示で旅行の行程をたどれますし、「あの店で撮った写真」を場所から探せます。子どもの記録や旅行の写真では、この便利さのほうが大きいでしょう。記録は残したまま、人に渡す写真だけ本ツールで消す。この運用なら撮影のたびに設定を切り替えずに済み、共有の直前に一手間かけるだけで足ります。

注意事項

  • 対応形式はJPEGのみです。PNG・HEICのExif構造はJPEGと異なるため非対応です。HEIC写真はHEIC→JPG変換で先にJPEG化してからお使いください
  • Exifが記録されていない画像を読み込むと、その旨が一覧に表示されます。SNSからダウンロードした画像や再エンコード済みの画像はExifが元々無いことがあります
  • 削除後の画像を再度SNSや他のツールにアップロードしても、消したExifが復元されることはありません
  • 処理は端末のメモリとCPUを使います。多数の高解像度画像を一度に処理すると時間がかかる場合があります

画像ツール全体の使い分けは画像の圧縮・リサイズ・モザイク・文字入れをインストールなしで行う方法のガイドにまとめています。

よくある質問

画像はサーバーにアップロードされますか?
いいえ。Exifの読み取りと削除はすべてお使いのブラウザ内で完結し、画像がサーバーに送信されることは一切ありません。位置情報を消したい写真を外部のサーバーへ送るのは本質的に矛盾するため、本ツールはページを読み込んだ後は通信を切っても動作します。
SNSに投稿する写真にも必要ですか?
多くの場合は不要です。X・Instagram・LINEなど主要なSNSは投稿時にExifを自動で削除します。本ツールが役立つのは、フリマアプリへの出品画像、メールやチャットへの添付、クラウドストレージでの共有など、SNSを経由せずに元ファイルのまま渡す場面です。
位置情報だけを消してカメラ情報は残せますか?
できます。「位置情報のみ削除」を選ぶとGPS関連のタグだけを取り除き、撮影日時やカメラ機種などの情報は残ります。撮影データを保ちたいがどこで撮ったかは知られたくない、という場合に使ってください。
PNGやHEIC形式の画像にも使えますか?
対応していません。本ツールはJPEG専用です。HEIC写真は先にHEIC→JPG変換ツールでJPEGに変換してからお使いください。

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